城端・氷見線活性化推進協議会への問い合わせ

JRに新幹線連絡のため城端線増便を要請をしたという、城端・氷見線活性化推進協議会とはどういうものかわからなかったので(JRの言いなりの人たちでうやむやにされるかもと思い)、構成自治体の富山県庁、高岡市砺波市南砺市氷見市にそれぞれ質問しました。

質問
1.役所として最も乗客が多い時間帯の車両を削ることを本当に了承されたのでしょうか?
2.車両を削っても問題にならないとどのような理由で判断されたのでしょうか?
  それ以外に方法は無かったのでしょうか?
3.城端線増便に出資した額はいくらですか?その目的、目標は明確にされていますか?
4.3のそれは正しく利用されていますか?

その回答が以下です。ちなみに県庁南砺市は回答さえしない失礼な自治体ということがわかりました。

高岡市の回答---------------------------

 h0sw様からのお問合せについてお答えいたします。
 まず、城端線氷見線の活性化、利便性の向上等に参考となるご意見を頂き御礼申し上げます。

 さて、お問合せの件ですが、城端・氷見線の沿線4市、県、関係団体等で組織する「城端・氷見線活性化推進協議会」として、城端線の増便をJR西日本にお願いした際には、JR西日本側から車両運行等の協議を受けておらず、自治体側として車両の減少の件について了承したという事実はございません。
 なお、高岡市としても車両の減少についてJR西日本に問い合わせたところ、城端線の増便の件とは別に利用状況等から検討した結果との回答を頂いております。

 また、この城端線の増便に関しましては、城端・氷見線活性化推進協議会で平成24年3月に策定された「城端・氷見線地域公共交通総合連携計画」の中で、利用者の増加に向けた運行改善策の1つに位置付けられており、平成27年3月のダイヤ改正時から取り組んでいるところであります。
 お問合せの費用等については、例年6~7月に開催される城端・氷見線活性化推進協議会の総会において、当該事業の決算・予算等が審議されますので、現時点で本市の裁量でh0sw様にお答えすることは適当ではないと考えますので、この点ご理解を賜りたいと存じます。
(総会終了後、関係資料等をHPに掲載する予定としております)

 また、様々な観点から本件に関する経済効果等の試算や運行上の改善策等についてご提案いただいておりますが、収益性の課題や車両運行上の取扱いなど、自治体としてお答えできる範疇を超える部分もございますので、見解・回答については差し控えさせていただきたいと存じます。

 終わりに、各交通事業者におかれては、それぞれの利便性を確保しながら他の公共交通機関との乗継性をも考慮したダイヤ編成や車両運行等に十分配慮していただいているものと考えております。本市としても、様々なご意見・ご提言を頂きながら、少しでも利便性向上に努めていきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

-------------------------------------------------------------

まず、減両については聞いていない、と言っています。

その理由についてJRと同じく利用状況に応じて減らしたと多分、JRの説明をそのまま回答したようです。

毎日乗っている乗客が問題だと言っているのに、具体的な数字を示さずJRの言い分をそのまま信じるとは、人がいいのかやる気がないのか、とりあえず一般市民(私は高岡市民ではありませんが)にとっては役立たずの役所です。

そして、増便の予算について(総会終了後、関係資料等をHPに掲載する予定としております)と言っていますが、HPで総会の資料を見ても何にいくら使われたか詳細が分からない。つまり、減らされた車両の行方が分からずうやむやのままである。

極めつけは、各交通事業者におかれては、それぞれの利便性を確保しながら他の公共交通機関との乗継性をも考慮したダイヤ編成や車両運行等に十分配慮していただいているものと考えております。とみんなちゃんとやっていると事務所に居ながら想像しているようです。

なんて楽な仕事なんでしょう。スピリチュアルな方?ニューエイジ思想の方でしょうか?いいことを思えばいいことが起こるとか?

 

砺波市の回答------------------------------------------------

 このたびは、お問い合わせをいただきありがとうございます。
 さて、h0sw様もご存知のとおり、現在、城端線氷見線の沿線4市のほ
か、県、関係団体等でJR城端線氷見線の活性化を支援するため、城端・
氷見線活性化推進協議会を設立し、様々な事業を実施しております。
 今回ご質問の城端線増便の試行もその一環として、利用者の増加に向け
た運行改善策の1つに位置付け実施しているものです。
 そこで、市として、お尋ねの件についてJR西日本に確認いたしました
ところ、氷見線の車両数の減と今回の城端線の増便とは直接の関係はなく、
JR西日本として利用状況等から判断されたものとのことでした。
 ついては、氷見線の車両数の減について、今後ご質問等がありましたら、
下記のJR西日本担当へお尋ねくださいますようお願い申し上げます。
 次に、城端線増便にかかる経費につきましては、城端線沿線3市と富山
県で負担する予定であり、正式な額につきましては、次回総会において決
定され、マスコミ等にも公表されるものと考えております。また、城端線
増便に係る効果については、今後、城端・氷見線活性化推進協議会で検証
することとしております。
 なお、城端・氷見線活性化推進協議会が実施する事業につきましては、
構成自治体等の合意に基づき実施しているものであり、今後、協議会が実
施する事業についてご質問等がありましたら、下記の協議会事務局へお尋
ねくださいますようお願い申し上げます。

           JR西日本 金沢支社 総務課広報担当
            電話:076-25X-XXXX)
            
           城端・氷見線活性化推進協議会 事務局
           (高岡市都市創造部交通政策課)
            電話:0766-3X-XXXX

---------------------------

こちらは割とまっとうな回答を頂きました。

こちらも減両は利用状況に応じてと言い、JRへ直接聞いてくれとのことでした。

また、出資はまだしていなくて、これから総会で決定し、マスコミ等に公表するということでした。城端線増便に係る効果については、今後、城端・氷見線活性化推進協議会で検証するとのことで、普通の感覚通り、費用対効果に関する回答がありました。
これで、自治体にこれ以上聞いても無駄だということで、再度JRに問い合わせようと思いました。

しかし、連絡先を電話番号で指定してくるとは、JRはいったいどんな内容の話を、何時、どのくらいの時間することを想定しているのでしょうか?

電話でどんな深い話ができるでしょうか?いくら電話代がかかるでしょうか?一般の社会人が日中そんな話ができるのでしょうか?全く想像力も思いやりも無い人たちです。

そこで、JRに電話で話すくらいなら、直接会ってお話ししましょうとメールしました。

つづく

 

と、忘れていたわけではありませんが、氷見市の回答は以下の通り、減両は聞いていない、城端線増便にお金も出さない、ということで取りあえずいいかと思いました。

 

結局、どの自治体も4両から3両になったのは問題だ、もしくは、問題があるんじゃないか調べてみよう、という対応はしてくれませんでした。

役所って、どんな問題なら動いてくれるんでしょうね?

 

--------------------------------------------

 JR氷見線の運行について、ご意見をいただきありがとう
ございます。
 ご質問につきまして、氷見市としての回答をさせていただ
きます。
 まず、ご質問1につきまして、3月14日からのJR城端
線の増便試行により、JR氷見線での運行車両が一両減両に
なりましたことについて、氷見市にJRより協議がなされた
り、氷見市が車両の減両を了承したという事実はありません。
 次に、ご質問3につきまして、JR城端線の増便について、
氷見市は出資いたしておりません。
 氷見市としての回答は以上でございます。
 今回のh0sw様のご意見にあるとおり、JR氷見線の適切な
運行は、市民の生活を守る上でも大切なことであります。
 それには、h0sw様のように日頃からJR氷見線を利用され
ている方の意見を十分に反映していく必要があります。可能
であるならば、ぜひ、JR氷見線についての幅広いご意見をお
聞かせいただきたいと思っているところです。
 よりよい氷見市となるよう努めてまいりますので、今後と
もよろしくお願い申し上げます。

 平成27年5月27日

------------------------------------------

お問い合わせ窓口
氷見市まちづくり推進部
商工観光・マーケティング・おもてなしブランド課

 -----------------------------------------------------

次回、JRとの直接面会につづく